Free Pascal
Free Pascal でプログラムを書き、とりあえず Windows 10 で動かすことを目標にする。
ダウンロード先は、 free pascal Download から選ぶ。 ここでは Source Forge を選択したが、
Free Pascal Compiler Overview にマルチプラットフォームであること OS環境、さらに過去のPascalコンパイラと互換で機能拡張したと述べている。
Free 32/64/16-bit multi-platform Pascal and Object Pascal compiler. A 32/64/16-bit Pascal compiler for Win32/64/CE, Linux, Mac OS X/iOS, FreeBSD, OS/2, Game Boy Advance, Nintendo NDS and DOS; semantically compatible with Delphi, Borland Pascal and Mac Pascal (partially) with extra features, e.g. operator overloading.
コメントでは、ベスト・オープンソース・パスカルコンパイラと評価は高い。
Free Pascal IDE
インストールすると、アプリケーションメニューに「Free Pascal」が追加され、クリックすると 文字ベースの統合環境が起動する。コマンド プロンプトをベースにしている。
日本語環境だと、起動スクリーンが文字化けだらけでちょっと驚く。この文字化けを修正すると図形文字による罫線などを使った疑似グラフィック・ウィンドウになる。修正方法は、まずIDE メニューから「File -> Command shell」を選ぶ。すると、コマンド プロンプトのウィンドウになる。ここでプロンプトの次にchange code page コマンドを打つ。
> chcp 437 「または https://wiki.freepascal.org/Textmode_IDE によれば、 chcp 850 とある。」 437 や 850 などの意味は、Code Page ID の詳細を参照。「Free Pascal wiki の chcp 850 の方が良いのだろう、フォントは、Lucida Console にする。」
chcp コマンドを打つと窓の大きさやフォントが変化することがあるが、続けて exit と打つ。
もとの Free Pascal の窓にもどるはずである。
まとめると、
コマンド プロンプト から IDE を起動
1. コマンドプロンプト起動後、「chcp 850」を実行する。
chcp 850
2. コマンドプロンプトのプロパティメニューを開き、フォントを 「Lucida Console」に設定。
3. コマンド fp で IDE を起動する。
fp
ユーザのホームディレクトリに次の3つのファイルが設定ファイルとして残されているはず。これらの設定ファイルはユーザが勝手に変更することはできないようだ。
fp.cfg fp.dsk fp.ini
mode con cols=120 lines=60 fp